読書

「狂い」のすすめ (集英社新書)

「狂い」のすすめ (集英社新書)

「狂った世の中で狂うなら気は確かだ!」(by乱)って感じの話。

「世間なんて、信用しちゃあいけませんよ」P18
「それは、人間は―ついでに生きている―という言葉です。わたしたちはたまたま人間に生まれてきて、生まれてきたついでに生きているだけだ。別段、それ以上の意味なんてない」P72
「わたしたちは、人生に目的を設定してはいけません。意味を持たせてはいけません。生きがいなんてないのです」P83
「わたしたちはいつだって今日、現在を生きているのです。その現在を楽しむのが最高の生き方です」P85
「明日できる仕事を今日するな」P94


もともと、「世間」というものがもつ考え方・価値観に対して反発したいと思うこと、思う箇所が結構あって、
だけどそのパワーは凄まじいものがあるからなかなか逆らえない。
やっぱ俺がおかしいのか、という気にさせられる。
この本はそんな現状に対して、
「いやそれでいいんだ、堂々と逆らいなさい」と後押ししてくれた。
肩の荷が降りた気分。