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本の感想くらいは書き続けようと思ったんだけど、全然続けられてないし……
ここ1カ月で読んだ本を、覚えている限りまとめて更新。
- 作者: 豊島ミホ
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この手の連作短編は食傷気味。
そろそろ長編を書いてほしいなあ。
- 作者: 豊島ミホ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/05/26
- メディア: 単行本
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でもこれはよかった。
こういう企画は好き。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/10/25
- メディア: 文庫
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なるほどと思う。
それ以上の感想が浮かばない。
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: 単行本
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スポーツものによくある、素人(弱小)選手たちの無謀な試みを描く物語って、無謀だからこそその実現の過程に説得力がないと机上の空論にしか見えなくてリアリティを感じられなくなってしまう。
この小説はまさにそれだった。これはさすがに無理だ。
面白かったといえば面白かったけどさ。
- 作者: 綾辻行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/10/04
- メディア: 文庫
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ミステリーの新たな可能性を見せてくれたというか、袋小路に追い詰められたというか。
作者はいろいろ悩んでたんだなあ、というのが伝わってくる。
もっとじっくり考えれば真相に辿りつけそうだったのに、という短編がいくつかあって、ちょっと悔しかった。
いつか推理小説の真相を完全に当ててみたいなあ。
- 作者: 芥川龍之介
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/03/20
- メディア: 文庫
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「蜘蛛の糸」のお釈迦様は自分勝手だと思った。
どんな悪い奴でも誰だって多少のいいことは人生においてしているはずなのだ。その程度じゃ極楽に引き上げる理由にはならない。そして、助けてやりたいと思うのならもっと確実な方法で助けるべきだった。あんな頼りない糸だったら、誰だって後続集団を振り落とそうとするって。
お釈迦様のちょっとした気まぐれが結果的にカンダタの心を弄んでしまった。中途半端な温情って残酷だよね。
という感じで、以前読んだ時と感想が全然違う……
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 文庫
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買ったのは集英社文庫。
私は先生の何に魅かれたんだろう?
- 作者: 池上永一
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/28
- メディア: 単行本
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- 作者: 池上永一
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/28
- メディア: 単行本
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とんでもなく面白い。
シャングリ・ラも傑作だったけど、これは更にその上を行っている。
展開がころころ変わる。起承転結が基本的なストーリー展開だとすれば、この小説は起転転転転転転転転結、みたいな感じ。
主人公もわき役も、状況が次々と変わる。栄華を極めた次の瞬間には奈落の底に突き落とされ、そのまた後にはさらに別の人生が待ち受ける。一瞬たりとも気が抜けない。どこへ話が向いていくのかが読めない。わくわく感が止まらない。
一気に読みたい気持ちにさせられるけれど、もったいないから一日100ページと決めて読んだ。とにかくもう一生読み続けていたかった。こんな壮大なストーリーをたった一人の人間が文章だけで作り上げてしまったということがすごい。ただのインクのしみがこれだけ人の心を躍らせるというのがすごい。
小説ってすごい。小説家ってすごい。
こういう気持にさせられる小説にどれだけ出会えるだろうと思うし、そういう世界を自分が作り出せたらどれだけ幸福だろうと思う。
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/02
- メディア: 単行本
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キャラの会話がおもしろすぎて、ストーリーが邪魔。
本当は俺ストーリーの面白さを第一に考える人なのに。