破天荒な演出、展開が凄く気持ちいい。
クドカンの作品は、「どうせフィクションじゃないか」という開き直りがあるように感じる。その思い切りのよさが、こういう無茶苦茶で爽快な作品作りを成功させてるんじゃないかと。
そんでそういう破天荒さを中盤まで見せておきながら、後半に入ってそれまでの伏線を生かしてドラマをきっちりやり遂げる辺りが上手いなあ。途中まで笑いながら見てたから、ギャップが大きくて感動するのが簡単になる。
東京で夢破れて田舎に帰る、のではなく、夢破れて東京に帰るという流れが新鮮だった。