ブラザーズ

3日連続居酒屋へ。
今日は、東京で大学生活を送っている弟と会ってきた。
弟はあまり本を読まないのだけど、
以前持ってる本を何冊か貸してくれと頼まれて、
伊坂幸太郎恩田陸村山由佳あたりがいいなあと言われたので彼らの作品を郵送するためのダンボール箱につめたのだけど、まだ箱には隙間があった。
そこで、
佐藤友哉の「フリッカー式」を入れ、
清涼院流水の「コズミック」を入れ、
中原昌也の「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」を入れるという、
とても素敵なお兄さんっぷりを発揮したことがあって、
これすごい面白いじゃん!となるか、
なんでこんなの読ませやがったんだよ!となるか、
楽しみにしてたのだけど、
まだ読んでないと言われてがっかり。
それどころか、読んだのは陽気なギャングだけらしかったし。
フリッカーを読んどけ、と強くアピールしときました。









http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/04/1122_escher/index.html
昨日(付け)の日記に書いた、
制約を逆手に取る、というのは、
例えば絵画だとエッシャーの「昼と夜」という作品がその例にあてはまる。
3次元の現実世界を、絵画では二次元で表現しなければいけない。
通常だと様々な技法を使うことで三次元に見せかけようとしているのだけど、
この絵はあえて二次元のまま表現することで、新たな世界を築き上げている。
その様に、感動するのです。