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ジョジョの奇妙な冒険 19 Part4 ダイヤモンドは砕けない 2 (集英社文庫(コミック版))
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/02/18
- メディア: 文庫
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11月から集め始めて、ようやく目的の4部を読了。
4部が今までの中で断然面白かった。ワールドワイドだった3部と比べて4部は舞台を小さな町の中に限定してしまっているけど、スケールダウンという感じは全くなくて、むしろ舞台となった杜王町やそこにすむ人々がまるで本当に存在するんじゃないかってくらい身近に感じられて好印象だった。
そして何より吉良吉影がよかった。「私は人を殺さなければならないという性質を持ってはいるが、誰よりも平穏に幸福に生きて見せるぞ」(うろ覚え)というセリフに瞠目。こういう人間がラスボスってのが斬新だし、静かに暮らすことに対して激しい情熱を燃やす、というのが凄い。ジョジョに出てくるキャラクターは敵味方にかかわらず皆確固たる信念を持っているのがいいなあ。
と、いうわけで、
The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜
- 作者: 乙一,荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/11/26
- メディア: 単行本
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全てはこれを読むための道のりだったのですよ。いや、もちろんこの機会にジョジョを
読めたのはとてもよかった。ずっとジャンプは読んでたのに絵柄が好きじゃないという理由で読み飛ばしていて、それを後悔したよ。
でも、僕の場合、本当に楽しみにしている小説って読むのをためらっちゃうのです。生半可な精神状態でページを開いちゃいけない、とか、この本を読み終わってしまったら次にいつこういう体験をできるのか分からない、とか、思ってしまうのです。一言で言えば、読むのが勿体無い。乙一の新作を読むときはいつもこうなる。あとは西尾維新のネコソギラジカルのときかな。
というか、乙一が寡作なのがいけないんだw